飛騨牛を昆布でしっかりと巻き、昔ながらの方法でじっくりと煮上げ上品に仕上げました。昆布の旨みが飛騨牛にしみわたっています。風味ゆたかな飛騨の味の贅を心ゆくまでお楽しみ下さい。大切なお客様の、おもてなしの一品に、また、ご家族では贅沢なお茶漬けもいいですね。
室町時代後期、昆布の乾燥法が確立し流通量・流通圏が拡大したことと、醤油が普及したことから造られるようになった、とされる料理。「よろこぶ」に通じることから、節会や節句に作られる御節料理のひとつに数えられています。
もともと魚などを昆布で巻いて煮る日本料理なので、『ぼっか煮 さわ』では自慢の川魚を使った「子持あゆ昆布巻」を開発。
しかしせっかくの美味しい昆布巻、「他にも昆布巻にできる飛騨に相応しい具材はないか?」と考えた末に辿り着いたのが、飛騨が誇るブランド牛『飛騨牛』でした。
厳選を重ねた飛騨牛の旨味と食感は、品質にこだわり抜いた昆布によって最大限引き立てられ、噛むほどに染み出す美味しさはまさに絶品!!
この贅沢な逸品を是非、晴れの日の食卓に、晩酌の肴にお楽しみください。
飛騨牛の歴史の始まりには、「安福号」という一頭の種雄牛の功績が欠かせません。 昭和50年代、岐阜県内ではそれぞれの地域名がついた和牛が飼育されておりましたが、統一の機運が高まり、県下総称して「岐阜牛」と呼ばれるようになりました。ブランド化への一歩を踏み出したのです。
そして、のちに『飛騨牛の父』と呼ばれる「安福号」は兵庫県但馬地方で生まれた但馬牛で、昭和56年に県有種雄牛として岐阜県に導入されました。
安福号は今の飛騨牛に繋がる優秀な子孫を次々に誕生させ、素晴らしい産肉成績を収めます。それに伴い、統一名称を「岐阜牛」から「飛騨牛」へ変更し銘柄を推進するため、飛騨牛銘柄推進委員会が設立されました。
その後、平成14年に開催された全国和牛能力共進会(国内の優柔な和牛が一堂に会し、優劣を競う大会にて日本一の名誉を獲得し、全国にその名を知らしめました。
行政、生産農家、JAをはじめとする流通業者など、県下の関連業界が協力し合い、質の良い肉牛の育成に取り組み、生産者たちに愛情深く育てられた飛騨牛は、現在も確固たるブランド牛としての地位を守り続けています。
日本の昆布の約90%は北海道産。それだけに、我々にとって馴染み深いお味です。特に昆布巻に適しているのは『日高昆布』『長昆布』『厚葉昆布』と言われています。
もちろん昆布にも旬があり時期によっては獲れない場合もありますので「必ずこの昆布を使う!」という決まりはないのですが、「具材の旨味を引き立たせる美味しい昆布しか使わない」、その信念をもって厳選された昆布のみが使用されています。
『ぼっか煮 さわ』は岐阜県飛騨市にある川魚養殖と食品製造を行っている会社です。 「川魚の良さを皆様に知っていただきたい!」そんな思いから、清流でしか生きられない川魚の養殖を始め、「川魚を余すところなく美味しく召し上がっていただくにはどうしたら良いか?」と試行錯誤を繰り返した末に辿り着いたのが、現在の『ぼっか煮』でした。
飛騨伝統の味にさらなる改良を重ね、うす味にやわらかく煮上げた『ぼっか煮 さわ』のぼっか煮は、小さなお子様からご年配の方まで「美味しい!」とすべて召し上がっていただける、飛騨を代表する逸品となりました。