思わずにっこり! 可愛らしいおくるみさるぼぼ
パステルカラーのちりめんおくるみに包まれたさるぼぼです。このフカフカした感じがとっても可愛いんです♪ おくるみに包まれた赤ちゃんはちゃんと産着を着ています。
※こちらの「さるぼぼ」は、鈴とヒモに吸盤が付いています。
岐阜県北部の飛騨地方で、おばあちゃんが子供たちのために作り始めたのが起源となっている、日本の伝統工芸品です。
猿の赤ちゃん似ていることから、赤ちゃんを示す方言の「ぼぼさ」と合わせて【さるぼぼ】と呼ばれるようになりました。
飛騨地方は、歴史的な温泉地下呂温泉や飛騨高山の古い街並み、を目当てに多くの観光客が訪れてます。
数あるお土産の中でも【さるぼぼ】は岐阜を代表する特産品となっており、大変人気のお守りです。
猿に似ている事から猿(エン)=縁・円として、良縁・円満、さらに魔除け・厄除け(厄がサル・病気がサル)のお守りとしても親しまれています。
また、飛騨のおばあちゃん、お母さんが「自分の子供や孫たちに可愛い子供が恵まれますように」という思いを込めて作られたさるぼぼは、子宝・安産のお守りとしても大切な役割を持っているのです。
「さるぼぼ」は持っているその人の身代わりになって災難から守ってくれると伝えられています。
その為、あえて固定される顔を入れていないのです。
また、顔が無いことで「嬉しいとき、悲しいときに、自分と同じ気持ちになってくれているように見えてくる」とも言い伝わっています。
もし、さるぼぼが笑顔に見えるようでしたら…それは貴方自身が今幸せな生活を送っている証拠という事なんですね♪
そんなさるぼぼが「カワイイ」と愛着を感じられる方が多い様です。
他に、もともとはお母さん、おばあちゃんの手作り人形だったため、顔が無い方が子供の想像性を養って遊ぶ事が出来たのではないかという説もあります。