木曽のすんき漬けは世界に誇る、食の遺産。
中でも『味の箱舟』はイタリアに本部を置く「インターナショナルスローフード協会」が1996年に設立した、世界各地の伝統的な地域食材を認定する国際的な事業です。
このままでは消えてしまうかもしれない、絶滅の危機に瀕する食材・食品を再発見し、地域に根差した食の多様化を守ろうという一大プロジェクト。まさにノアの箱舟です。
選定基準がとても厳しいと言われている『味の箱舟』で、その箱舟に乗せたいと選ばれている日本の食材は平成26年10月時点でわずか32品目のみ。
すんき漬けと赤かぶは世界も認めた、長野県が誇る食の遺産なのです。
すんき漬けは、秋から冬にかけて、信州・木曽地方で収穫される赤かぶの葉と数種類の乳酸菌を使って作られます。
海から遠く離れている木曽の人々にとって、食塩は大変貴重なものでした。
故に、今でも木曽地方には、「米は貸せても塩は貸せるな」という言葉が残っています。
「山深い木曽で、長い冬の野菜不足を補うには一体どうしたらいいのか?」
「塩を使わずに野菜を漬ける事はできないだろうか?」
すんき漬けは、木曽の先人たちが知恵を絞って生み出した、大切な栄養源なのです。
お味噌汁に入れた「すんき汁」蕎麦と合わせた「すんき蕎麦」が、長野に昔から伝わる食べ方です。
すんきにかつお節をふりかけ、たらりとお醤油を回せば、ほどよい酸味が食欲をそそるご飯のお供に!
マヨネーズやチーズ、油炒めとも相性抜群です。
近年では「すんきやき」「すんきカレー」「すんきパスタ」などで楽しむ方も増えています。
「日本で最も美しい村」にも選ばれた日本人の心の故郷、信州開田高原。
雄大にそびえる御嶽山、深呼吸したくなるような青い空。
古き良き日本の農村風景が広がり、心のほぐれるゆったりした時間が流れています。
すんきの素材となる赤かぶの種は、300年も前からこの地で自家採取し、受け継がれてきたものです。
木曽ではすんきを作る家庭ごとに微妙に味が違います。
そして、その違いに自分の家の歴史を感じ、誇りを持っています。
はるか昔から途切れることなく受け継がれてきた種から育てた、最高のすんきをお届けいたします。
長寿で知られる信州・木曽発祥の日本古来のソウルフードとして、多くのテレビや雑誌等のメディアで取り上げられ注目を浴びています。
この機会にぜひ
お買い求めください
すんき漬けについてのお願い及びご注意
- 産地直送のため、他の商品との同梱は出来ません。
- 出荷は12月下旬から順次発送となります。配達日のご指定はできませんのでご了承下さい。
商品詳細
原材料 | 赤かぶ(長野県木曽町開田高原産・開田かぶ) |
---|---|
内容量 | 200g×2袋 |
賞味期限 | 90日 |
備考 | 「すんき漬」は赤かぶ菜の漬け物です。稀に赤かぶが入る場合がございます。 |
商品パッケージサイズ | 縦19.5 × 横13.5 × 高さ(厚さ)1(cm) |